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多頭飼いについて
こんにちは店長まるこです。
まず先に
動物生命尊重の会

ハッピースポアでも寄付をしている『動物生命尊重の会』さんに寄付や物資の支援をお願いします。

↓以下同団体HPより抜粋↓

埼玉県自治体所有地で飼育をされていた飼い犬49頭が突然に飼育を放棄されました
行政側の話では飼い主は20年間この場所に犬を置いて飼育をしているそうです
最終立ち退き命令に対し59頭の犬達の処分を保健所に依頼をしてきたそうですが罪のない犬達の処分は避けたく思い
当会と別の動物愛護団体動物の幸せを結ぶ会が協力をして問題の解決に当たっております
現場にはこれまで亡くなった犬の遺体や白骨化した数十匹以上の遺体やつい数日前まで生きていた犬の遺体が無造作に投げられておりこの建物全体がねずみや蛇の住みかとなっております…
また恐ろしい事があったのですね…。中型犬〜大型のワンちゃんが多いとの事で、長引いたり大変なレスキューだと思います。ハッピースポアの募金箱からも5万円寄付させて頂きました。(詳細はHPにて)
皆さんもタオルやシーツ等、小さな事でもできる事、周りに犬を迎えようとしている人、一時預かりのボランティアを考えている人がいたら、是非声をかけてあげてください。お願いします。


今日は多頭飼いのお話。
冒頭で書いたレスキューの様に、多頭飼いの崩壊によるレスキューも多くあります。
普通に考えて、こんなに沢山の犬や猫たちのお手入れ、食事のお世話ができる人というのは、まずいないと思います。
私の知る限り、沢山の犬達をしっかりと飼えている人たちは、経済的にもゆとりがあり、中には犬のお世話をしてくれる人を雇っているような人も。
そういった余裕のある人や救助活動を行っている団体は別として、一般の人が沢山の動物を飼うと言うのはまず難しいだろうと考えています。

何故こんなに沢山動物を引き取ったりしてしまうのか…

過去の例をいくつか見ても、こういった無責任な飼主さん達の多くは、最初は愛護活動の一環だったという人が結構います。

『見殺しにできない。』
『可哀想』


そんな気持ちから入って、自分の能力を見極められず、結局最後には自分が虐待や放棄の加害者になっている事が結構あります。


悲しい現実ですが、自分以外の命を養うということは、絶対に時間、手間隙、お金が必要になります。
以前にもブログで書きましたが、お金を使わずに生きていくというのは、今この世界ではとても難しい事でしょう。

毎日食べる物を食べなくては生きていけない。
病気になってしまったときに、適切な処置をしてあげたいと思いますよね?
様々な病気を防ぐ為に、共存する中で衛生的に暮らす事も必要です。

時々考えます。もしかしたら、一生…生涯…こういったケースはなくならないのかも知れない…そう考えると恐ろしい気持ちになります。

レスキューし、保護し、ボランティアで活動してくださる方々もきっと同じ気持ちでしょう。
こういった保護団体やレスキューがいつかこの世界から消える事ができたら、とても素晴らしいのに…こういった団体さんなしでは恐ろしい状況になってしまう。

どうやったら終わらせられるのだろう…
それはハッピースポアのお店の存在意義でもある

『捨てる人がいなくなる事』


正しい知識を持ち、命と向き合うことをヌイグルミやファッションのように考える事を辞め、安易に動物を向かえる人たちが減る事。
彼らと暮らすに当たって、どんな物が必要で、どれだけ経済的に違うのか…彼らが本来どういった生物なのか、知る必要があります。

私自身も多頭飼いをしていますが、毎回とても悩みました。
一人で最初に2匹迎えていて、その後に働いているお店で犬や猫を引き取るかどうか決める度にとても葛藤しました。

もしも全員が同時に病気になっても治療をしてあげられるか…
自分の暮らしの中で何が削れるか…
きちんと衛生的にお世話をしてあげられるか…
やはり経済面と時間の事。
そして自分の欲しい物や好きな事を全て諦めてもこの子達を養う覚悟があるか…その決断をしてから、引き取っていました。
そして今も『簡単』ではありません。好きな事、好きな物、自分のやりたいことの多くは削って、毎日戦争のようですが、それが私の幸せでもあります。

愛護活動の延長で見失いそうになる気持ちもわかります。
私も目の前にいるわけアリの子、飼主さんが見つからない子…出会う全ての子と向き合った時に何度も何度も迷い、諦め、その中で迎えた子もいます。
全ての子を引き受けてあげられない中で、引き取った子もいて、そんな自分が酷い人間にも思えるし、現実的に全て迎える事ができない自分を呪ったり…『石油王と結婚すればみんな救えるかも』なんておかしな事を考えた事も。

引き取って家族になると決めたからには、何があっても育てていこうと思うのは、命を育てる上で当たり前の事ではないのでしょうか?

私の場合、特にそういった気持ちが強いのかも知れません。
幼ない頃から、動物と最後まで暮らせたことがありませんでした。
朝起きたら、昨日までいたはずのポチがいなくなっていて、幼いながらに(保健所に出された)と察知しました。家庭の事情でどんなに連れていくと泣いても置き去りにされてしまった猫のナナちゃん。実家を出て東京へ来た時に実家にいたモモスケも、里帰りしたらいなくなっていました…。

子供ができたり引越しや離婚、離別生きてたら色々な事がありますが、それで命を放り投げる…私の周りにいた大人たちは動物を飼うべき資格がない人ばかりでした。
幼いながらに『命は捨てる事ができるんだ』そう思った私は怖くて怖くて仕方ありませんでした。だって、小さな私も1つの生物で命。
私だって捨てられるのかも知れない。

そんな経験をしたからなのでしょうか?
私は命を途中で放棄する人が絶対に許せません。
色々な出来事が生きていたら沢山あるけれど、それでも自分の意思と力で歩く道を選べないペット達を迎えるならば、それでも責任を持って欲しいと願います。
そしてそれらは迎えるときに色々な事を想定して想像する事もできます。

愛護的な感覚ではなく『数を多く飼いたい』と言う人も多くいます
気持ちはとてもわかります。沢山の犬や猫に囲まれて暮らせたら…とても幸せでしょう。
けれど、1匹既に飼っている人なら想像できるでしょう。
1匹が2匹になるということは、全てが2倍。今目の前にいる子が健康だったとしても、年を重ねて病気になる事もあるかも知れません。
家族に迎えた子が病気がちでない保証はどこにもありません。
だって命なんですから。

もしも同時に病気をしたら…カットが必要な子なら美容院代もちゃんと2倍払う余裕があるか…病気をして決まったご飯を食べなくてはならない時に、指示された食事を購入してあげられるか…
良い事や楽しい事は簡単に想像できます。
考えても仕方ないという人もいますが、万が一何かあった時の事を私は想像すべきだと思います。
もしも何かあった時に一人で責任持って養っていけるかどうか…
たった1匹でも
『美容院代がかかる』
『ご飯代を削ろう』
『病院代がかかる』
そんな風に思っているならば、2匹目3匹目は辞めたほうが良いのではないでしょうか。

私が一番聞いてて不愉快なのは、2匹3匹と増やしていって、想像よりもお金がかかってしまって、彼らのご飯のご飯の質を落としたり、お手入れが雑になってしまう人。飼主さんに子供が生まれるから、彼らの食事は削る…飼主さんが家を購入したから、ペットの食事の質を落とす…最悪の場合は捨てる!
良くある話なのかもしれませんが、私はとてつもなく不愉快です。
『だから1匹にしておけばよかったのに』
と思ってしまいます。
そこまでして、1匹にかかる必要な物を削ってまでどうして数を欲しがるのでしょうか?もしも人間の子供の場合、2人目が生まれて、様々な物を削る事はありますが、食べ物の品質を落とす事を考える人って結構いるのでしょうか?2人目生まれて大変だから、インスタント食べさせてるの…そんな人がいたら…皆さん何も思わないのでしょうか?ましてや捨てるなんて…。

どうしても何かを削るのであれば、責任として自分の物をどんどん削ればいいのにと思ってしまいます。私自身が靴下を縫ったり、洋服を恵んで貰ったり、食べ物を貰ったり、恥ずかしさよりも自分の子を養う事に必死で、色々な物を削ってきたから、簡単に『お金がかかるから削る』という言葉を聞くと…『いや…あなた自分の贅沢削れないだけでしょう…』と思ってしまいます。

愛し方の計りが私と違うだけと言ってしまえばそこまでですが…なんだか命に対してとても悲しい行為だと思ってしまいます。そしてその子の行く末が心配になります。もしも年齢を重ねて、病院へ行く機会が増えたら…ちゃんと連れてってもらえるのかな…。ちゃんとした食事食べさせてもらえるのかな…。それでも、私の迎えた子でない以上、私は何も言えません。


数ばかり欲しがる人の中には、お手入れがきちんとできていない人も多く見受けられます。
爪が伸び放題で、歩きにくそうにしているのに気にしない飼主さん。
歩きにくくて可哀想という考えも、爪が剥れたら危ないという発想もないのでしょう。
シャンプー代を削られて、その分しっかりお手入れをされていればまだ良いのですが、毛玉だらけになっていて雑巾のようになっていたり…。
それで『毛玉代さえ払えばいい』みたいな発言をされると、とても悲しくなります。
毛玉って皮膚が引っ張られてとても痛いのに…
自分の髪の毛で試してみてください。指を根元からグッと入れて、頭皮に近い部分でネジってみる。ずっとそんな引っ張られた状態で暮らしているんです。それも全身。
お手入れも満足にできないのに、『まだ飼える』『まだ欲しい』なんて…
店長まるこには理解できません。先にいる子の何を削れるかなんて考えた事もないし、もし削るならば自分の暮らしの中で何が削れるのか…そういう事でしか考えたことはないのですが…私がおかしいのでしょうか??
愛情を持って可愛がるのは、ペットと暮らす上で言葉にするまでもなく当然の事で、考えるべきなのは食べさせたり、運動させたり、健康管理、衛生的に暮らすお手入れだったり現実的に飼主さんの負担や時間、経済的な部分であると思っています。それが本当に自分にできるかどうか、それは自分の能力を自分で見誤らないかどうかという事。

もっと彼らを迎える時に色々な事を考えてみましょう。
病気がちでない子がたまたま来た飼主さんが、2匹目を迎えたら同じように病気をしないか…そんな事は誰にもわかりません。
高いお金を出して信頼できるブリーダーさんから迎えたら健康で病院へ全く行かない子に育つか…そんなことも迎えるときにわかるはずありません。
病気もするかも知れない。何が起こるかわからない。それが命です。
私達が迎えているのは、マニュアル通りに動くロボットでも人形でもなく、誰にも未来を予想できない命なんです。

『今いる子がお留守番が多くて可哀想』
そんな理由で犬や猫を飼うのも安易です。今入る子は、そんな事を考えるでしょうか。他の犬と暮らしたことがないのですからそんな事考えもしないでしょう。時に他の犬との共存が必要な子もいますが、やはり迎える時には自分達が2匹欲しいんだということを前提に、迎える事を犬のせいにして欲しくはないと思います。
何故迎えるのか、そしてちゃんとお世話できるのか、その余裕があるのかを自分達の意思で考えて決めるべきです。

ペットを飼えるというのは豊かさの象徴です。
ほんの数十年前まで、私達の国でもペットは毛皮にされ、その肉を食べる事だってありました。自分以外の命を育てると言う事は豊かさです。
安易にペットを迎えて、そして安易に捨てる人がいなくならなければ永遠に不幸の連鎖は終わりません。そしてこんな現実を小さな子供達に見せたくありません。
きっとこのブログを読んでいる皆さんの中には、簡単に迎えて簡単に捨てる人はいないでしょう。
けれど処分されるペットの数だけ、そういった人間が存在しているという事なんです。そういった人にストップをかけられるよう、大事に犬や猫と暮らしている私達が『これからペットを迎えよう』としている人たちの見本にならなくてはいけません。

『可愛いよ〜飼いなよ〜』
『ご飯なんか激安のもあるし、うちなんか病気もしないし簡単だよ』
『飼ってしまえば何とかなるって』

そんな風にペットを安易に飼う人を増やしてしまっている人がいるのも事実です。
皆さんは、これからペットを迎えようとしている人たちに、きちんとしたアドバイスができますか?それは自分の子のケースでしかないのではありませんか?

ここ最近…沢山の犬を飼育していた方が、飼えなくなって手放さなくてはならなくなって…『売りたい』と言っている…なんて話も飛び込んできて…。
必死で育てる事よりも、手放すことだけでも大変な事なのに…一緒に暮らしてきたわが子をお金に買える事を考える人もいるのですね…

なんだか…私が動物達に対して異常な愛情を持っていて間違っているのか…時々わからなくなってしまいます。愛し方も接し方も様々ですが…自分の中の感情をどれだけ掘り返しても理解ができなくて苦しい気持ちになります。

上記のレスキューの他に日々様々なレスキューが入っています。
里親団体さんは日々沢山のペット達を救済しています。
里親になる事でなくても、日々私達にできるボランティアがあります
せめてしっかりとした飼主さんになる事。周りの犬を飼っている人や、これから飼おうとしている人たちに謝った情報を流さない事。見本になる事。
これから迎えようとしている人たちに、里親さんの情報を教えてみる事。
それも立派なボランティアの1つだと思います。

何だかまた怒りまくりで攻撃的なブログになってしまいましたが…これも感性の押し売りなのかもしれませんね。
そうであったとしても…残念ながら店長まるこ…お店をやる意味でもあるので、この軸だけは曲げられません!!
皆さんも是非この機会に色々な事を考えてみてくださいね。
ではまた

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